あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
わが家のお雑煮です。
鶏だしの醤油汁に青のりいりの角餅、青菜。
青菜は今年はほうれん草でしたが、小松菜のこともあります。
青のり入りののし餅は。夫の実家近隣の食べ方で、車で15分ほど離れているわが家の雑煮は、白い餅でした。
お節は近くても食べ方が違っていたりして面白いですね。
今年のお節料理は、かなり手抜きをしました。
これまでは夫の実家の義母さんが、時間の掛かる料理を作ってくださっていたのですが、だいぶお年を召されて、今年は簡単な物しか作らない宣言をしました。
それもあって、夫が作らなくてもいいとしたためです。
私が作ったのは「いか人参」だけでした。
義母さん製は「黒豆」「酢蓮」「鶏ごぼう」「あんこ」でした。
それ以外の練り物や、昆布巻などはスーパーのものです。
今年は数の子や酢だこ、イクラなどがとんでもなく高くて驚きました。
特にイクラは、ロシアの戦争の影響なのか、わかりませんが買うのを断念しました。
酢だこが20枚くらい薄くスライスされたパックのお値段で、以前はプラスチッック容器に入ったタコ1匹が買えましたから、すごい値上がりです。
ともあれ、3日間で食べきれる程度の量を用意して、無事に食べきりました。
写真左下の四角い食べ物。これもわが家近隣のお節料理の一品です。
正式名称はわかりません。単に「海草」と呼んでいます。
これは夫の実家のお節には入っていませんでした。お隣の市のスーパーにもありませんでしたから、おそらく地域的な食べ物だと思います。
これは「海草」という商品名で売っているものですが、正式名称は「コトジツノマタ」だそうです。
乾燥した海草を水に浸けてから、鍋に入れてドロドロに煮溶かし、型に入れて固めたもの。
味がないので、醤油か酢醤油などで食べます。食べた感じは、トコロテンに近いです。
味の濃い料理が多い中で、サッパリ食べられるので、口直しや箸休めとして美味しいです。
簡単に作れるのですが、今年はスーパーに完成品が売っていたので買ってきてしまいました。
海草を煮を溶かす水の量を多くしてしまうと固まらないので「たくさん作ろうとして欲張ったから固まらなかった」と自虐する笑い話があります。
今回は写真を撮り忘れたのですが、元日の夜から無くなるまで三食食べ続けるのが「のっぺ汁」です。
「のっぺい汁」という場合もあるようです。根菜と里芋などを鰹だしで煮た、具だくさんのしょうゆ汁です。
最近は三が日食べる分だけ作りますが、昔は大鍋で大量に作って、汁が煮詰まったらお湯と醤油を足して、無くなるまで食べました。
今年ものんびりと食を楽しみながら、ブログを更新していきたいと思います。
引き続きお付き合いいただければ幸いです。
▼海草について昔書いた記事です
▼義母さんのお節とのっぺ汁について書いた記事です