スペルト小麦は、現在の小麦の原種に当たる麦で、約9000年前からヨーロッパなどで栽培されていました。
とても強い品種なので、化学肥料や農薬などを使わなくても良く育つそうで、アレルギーなどを起こしにくく、糖質の分解がおだやかなため、血糖値の上昇がゆるやかだと言われています。
北海道産のスペルト小麦粉を手に入れたので、パンを焼いてみました。
スペルト小麦はべたつきやすいので、50%以内の配合がオススメということを聞いたので、強力粉「ゆめちから」とスペルト小麦粉50%ずつで生地を作ってみました。
スペルト・ブレッド:古代小麦50%入りのレシピ
材料 小麦粉600g シンペル形2個分
作り方
生地作りから一次発酵までは省略しています。
手ごねをする場合は、レシピの半分の量で作った方が作業しやすいと思います。
- 発酵した生地を2等分して丸め、ベンチタイム20~30分。
- シンペル型に米粉を振っておく。
- 丸形:生地を丸めなおしてとじる。
- 楕円形:麺棒で生地を上下に伸ばし、横長にして置いた生地を上下から折り、さらに半分に折って閉じる。 地をとじ目を上にして型に入れ、仕上げ発酵(ホイロ)30~50分
- オーブンシートを敷いた天板に、とじ目を下にして生地を乗せる。
- 表面にクープ(切れ目)を入れる。 200度に予熱したオーブンで30~35分焼成する。
メモ
シンペル型が無いときは、24cmくらいの籠、またはボウルに布巾を敷いて、米粉をふって代用してみてください。
または、16分割して丸めるか、コッペ形に小さく成形しても。
その時は、焼成15~20分になります。
ひとこと
スペルト小麦粉を入れたパンは、普通の小麦と少し違った香りがします。外側パリッと、内側ふんわりの軽い口当たりで美味しかったです。
▼別ブログのペルト小麦30%入りのパンレシピ