かんれきクッキング

夫とふたり、老いを楽しむ料理レシピ

我が家の食事事情

夫は腰痛の持病がある他は,悪いところはないのですが、私は病気をして以来、色々と食事制限があって、食事作りは考えなくてはならないことが多くあります。

年を重ねて来ると、体もくたびれてきて、多かれ少なかれ、不具合は出るものだと思いますけれど、食べたい物が、食べたいだけ食べられないというのは、食いしん坊にとっては、結構つらいことです。

それでも、なんとか工夫しながら、お腹いっぱいは無理でも、腹7分目くらいには、食事を楽しんでいます。

私の食事制限のひとつは「糖質」これは、ダイエットのためもあるのですが、それよりも病気のせいです。

ここ数年、あれこれ試行錯誤をしましたけれど、炭水化物と砂糖を減らすのは、空腹というより、精神的に大変かなと思いました。

そのため、煮物などお砂糖を多く使う料理には、「ラカントS」という、代謝しない天然の甘味料を使っています。(パン生地には使えません)

ほぼ、上白糖と同じくらいの甘さなので、レシピに砂糖とある時は、実際にはラカントSを使っています。

 

それから、私のレシピには、あまり「みりん」を使っていないことが多いです。

お料理に使うのは少量ではあるのですが、みりんの糖質を考えてのことです。糖質オフの商品もあるにはあるのですが、どうしてもお値段が高くなるもので。

お酒もやはり糖質に関係してきますけれど、入れると入れないのでは、旨味に違いがでるような気がして、料理酒は使っています。

時には糖質0の料理酒を使うこともありますが、やはりお値段が良いので、時々買って使うくらいです。

 

さらに、腎臓も少し悪いので、と言っても病気という程でもないのですが、カリウムを減らすように言われています。

カリウムって、豆やお芋、乾燥した食品他、困った事に、食べる物がなくなってしまうほど、ほとんどの野菜にも含まれているんですね。

幸い、最近は病院での検査の数値が、標準内におさまるようになってきたので、ひと安心なのですけれど。

カリウムの多い野菜は細かめに切って、水さらししてから調理したり、果物やコーヒーやチョコレートなどは、できるだけ食べないだとか、食べてもほんの少しにしておく、だとか。色々あります。

でも、私にはタブーな料理も、夫のために作ることはあります。自分では、少し食べるだけで、我慢するということになるのですが。

そんな感じで、制限はありますけれど、楽しみながら、毎日の料理を作っております。