かんれきクッキング

夫とふたり、老いを楽しむ料理レシピ

茗荷の卵とじ汁:ミョウガを食べるともの忘れする?

妹が、茗荷をたくさん届けてくれました。庭の隅にたくさん生えているらしく、毎年届けてくれます。

こういう季節を感じさせてくれるものって、嬉しいですよね。

さっそく、卵とじ汁にして、夕食にいただきました。

茗荷の卵とじ汁のレシピ

材料 2人分

  • ミョウガ 5~6個(約80g):縦に薄切り
  • 卵  2個:溶きほぐす
  • だし汁 800ml
  • 濃口醤油 大さじ4杯
  • 塩 ひとつまみ

作り方

  1. 鍋にだし汁を入れ、中火で煮立たせる。
  2. ミョウガを入れ煮て、しんなりしたら、塩と醤油で味つけする。
  3. 火を少し強めて、溶き卵を少しづつ回し入れる。

メモ

ミョウガが若くて柔らかい場合は、しょうゆ汁を作ってから、ミョウガを入れて、卵でとじるという手順もできます。

今回は、大きいミョウガだったので、だし汁でしんなりさせてから味付け「しました。

ひとこと

「茗荷を食べると物忘れをする」という説があります。

なぜ、そう言われるのかというと、お釈迦様の弟子が関係しているそうですよ。

弟子の、周利槃特(チューラパンタカ)は、忘れっぽくて、自分の名前さえ忘れてしま うほどでした。

そこで「茗荷(名札)」を首にかけていたのですが、茗荷をかけていることさえも、忘れてしまったとのこと。

名札の茗荷と、植物のミョウガが同じ音だったことから、俗説として広まったようです。

実際には、ミョウガの独特の香り成分には、集中力を高める効果があるので、もの忘れどころか、記憶力を増すかもしれません。

窒素、カリウム、食物繊維などが含まれている健康的な食べ物と言えます。