30 Sep 2015
トイレまで歩けない。脚に力が入らない。
なんかいもコロンしてひと休みばかりしてる。
見かねたくきはが抱っこして運んでくれる、けど、オシッコもほとんど出ない。
ご飯のところへも連れて行ってくれるけど、もうお水も飲みたくないの。
くきはは、もしかすると腎臓もダメになってるのかもって言ってる……
20歳だからね。体のいろんなところがくたびれてきてるのかもね。
スプーンでぬるま湯割のちゅーるを食べさせようとするけど、いらないんだ。
顔をそむけて拒否しちゃうよ。
ただ、あるがまま受け入れるんだよ。
お家の中にばかりいた猫だけど、ボクは自然の一部なんだ。
永遠に生きるわけには行かないから、
すべてを受け入れて、その時を待つだけ。
くきはも、とーちゃんも、奇跡が起きればって思ってるらしい。
でも、ボクを静かに見ていて。
ボクが倖せに旅立つことができるように。
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コメント
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コメント (6)
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>Sabimamaさん
ありがとうございます。
これまで何回か飼い猫を見送りましたけれど、
すぐ目の前で最期を看取れたのははじめてでした。
寂しいけれど、良い経験をさせてもらいました。
いつかまた、新しい子を迎えることがあるかもしれませんけれど、
最期まで見届けることが、飼い主の使命だと思っています。
初めまして、タイトルを拝見して伺いました。
クロロちゃん大往生でしたね。
謹んでお悔やみを申し上げます。
最後まで側にご家族が居て、
暖かなお部屋で息をひきとるのは幸せな事だと涙が出ました。
春に最愛の子を失った時は、仕事で留守中でしたから、
看取れなかったのは悔いが残ります。
病状もままならぬ旅立ちと比べて、どれ程幸せな生涯だったか。
一生をご家族と共に過ごしたクロロちゃん、元気な姿でお空の上で飛び回って下さい。
> ブタこさん
奇跡は起きなかったけれど、クロロはおだやかに旅立てました。
飼い主はみんな経験することですけれど、
飼猫に与えてもらった喜びや幸せはたくさんありますね。
>とにさん
ありがとうございます。
猫の老化はあまり気づかないですけれど、
クロロは15歳を過ぎた頃から、年取ったなという感じになってきました。
老猫になると代謝が落ちて、栄養が身につかなかったり
怪我が治りにくかったりしますから、
とにさんの猫ちゃんもお大事にしてくださいね。
本当に、“奇跡が起きれば”って思いますよね。見守っているくきはさん達の切ない気持ちが痛いほどわかります。
でも、くきはさん達の見守りが、クロロちゃんにとって大きな力になっているはずです。
自然の一部、まさにそうですね。私もミャーコのために奔走していた(実は遠隔気功をやってもらった)時、「寿命は変えられない。」って言われました。すべて大きな自然の中の一部なんですね。その中で、与えられた生を全うするしかない。クロロちゃんもくきはさんもがんばれ!
我が家にも年齢不詳(保護したときはすでに大きなオトナ猫)の老猫がおります。このごろ食べても食べても体重が増えなくなりました。そんなうちの猫に重なるところがたくさんあって、毎日涙なしには読めません。私にもそっと見守らせてくださいね・・・