23 Jul 2013
昨日の夕方頃に、イギリス王室のウィリアム王子の奥様
キャサリン妃が陣痛で入院したというニュースが飛び込んできて、
一夜明けたら、男の子誕生という、おめでたい報告でした。
イギリスでは、今回、男女どちらが生まれても、
第一子が王位継承の権利があるという法律に改正されたそうで、
キャサリン妃の心理的な負担もかなり
軽減されていたのではないかと思います。
私の立場とは、比べようもありませんけれど、
私は子供を持つことがかないませんでしたから、
「子供が産めなかった」という、
なんというか、負い目のようなものが、いつでも心の底にあります。
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若いうちに、不妊治療をもっと頑張っておけばよかったなと、
もう、更年期を迎えている現在、後悔しても遅いですが(笑)
田舎のことで、まわりからの期待に
押しつぶされそうになっていた一時期もあります。
それでも、両親や、親戚などの身近な人は、
気を使って、何も言わずに見守ってくれたので助かりましたけれど、
無言のプレッシャーもありますからね。
それより、父の友人とか、知り合いなど、
身内とは少し遠い人達の何気ない言葉が心に突き刺さって、
何度も泣きたいような気持になったこともあります。
悪気があって言うわけではないのは、わかっているのですが、
「お子さんは?」
「いえ、まだなんです……」
「おとうさんが、早く孫の顔みたいって言ってたよ」
なんで、ご本人が直接に早く子供を作れと言わずに、
父の言葉を借りて言うのか……
特にベテランの男性は、
セクハラまがいの言葉を発する人もいましたからね。
ここでは、はっきり書けませんけれど(笑)
ともあれ、過ぎ去ったことをくよくよしてもしかたありませんから、
子育てにかかる費用を自分の老後の充実に使って
夫婦2人で楽しもうと、そう切り替えるようにしました。
私達のように、あきらめられる立場なら
ある意味しあわせです。
日本の皇室に嫁いだ女性は、心からお気の毒だと思いますよ。
今は、側室制度はありませんからね(笑)
妃殿下が産まない限りは、どうしようもない。
その上、日本の場合は、男の子を産まなければいけない。
表面的には、自然にまかせるなんて言っても、
官民あげて、日本中のあらゆるところから
お世継ぎを望む声なき声が降り注いでいるのだろうなぁと
妃殿下おひとりに、こんなに大きな負担を強いるのは
どんなものだろうと、思ってしまいます。
私のような、一般庶民でさえ、
憂鬱な毎日を過ごしましたから。
ましてや、妃殿下をや、ですよ。
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