25 Jul 2013
大山淳子・著『猫弁』をKoboで読みました。
副題が、天才百瀬とやっかいな依頼人たち
優秀な弁護士にもかかわらず、
ひょんなことから、ペット専門の弁護士と思われてしまっている
猫弁こと、百瀬太郎氏へ奇妙な依頼が舞い込みます。
TBSで吉岡秀隆さん、杏さんの主演でドラマ化もされてるようです。
ドラマ猫弁公式サイト→猫弁 死体の身代金
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読んだきっかけは、もちろん「猫」
最初は、この本のことを知らなくて
「猫のお弁当」ののことかと……(汗)
説明を読んだら、猫弁護士のことと知って、
なるほどと納得。
百瀬氏の法律事務所には、
11匹の猫が居候してるという設定で、
この設定だけでも、魅力的ですよね。
依頼されたありえない事件と、百瀬氏のブライベートとが
行ったり来たりしつつ絡み合って、お話しが進んでいきます。
私が好感を持ったのは、事件に死人が出ないこと(笑)
弁護士が主人公の小説だからかもしれませんね。
ドラマのタイトルには、
しっかり「死体の身代金」ってありますけれど……
たいてい、こういう小説には、
殺人事件が出てくるじゃないですか?
そういう、ありきたりの展開じゃなかったのが面白かったです。
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